via : devorahsperber.com
ニューヨークを拠点に活動しているアメリカ人アーティストDevorah Sperberによる作品。
これ、よく見ると分かるんですが、ひとつひとつが刺繍などに使う「糸巻き」です。
糸巻きをピクセルと見立て、美術の教科書などに載っているような世界の「名画」を上下逆さまに作り、それを水晶玉を通して覗く、というインスタレーション。糸巻きの色鮮やかさに目を付け、それで絵を描いてしまおう、しかもただ描くだけではつまらないから、水晶玉を通して覗くことで完成されるように上下逆さまに描こう、という発想が大好きです。
小さな穴を通して覗く世界って、同じ地球なのに別次元に感じますよね。望遠鏡とかカメラとか、、、もっと言うと壁の穴とか。何かひとつフィルターを通して覗くことで、別次元に吸い込まれる感覚を狙っているのかなぁと思いました。
Devorah Sperberは糸巻きアートの他にも面白い作品をつくっていて、自身のHPで公開しているので興味があればぜひ。
memo : ひとつフィルターを通した表現
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