via : vimeo.com
アパレルブランドsupport surfaceのFW2012/2013コレクション発表のときのビデオ。学生時代からの友人がバイオリニストとしてこのコレクション発表に参加していて教えてもらいました(この後、haruka nakamura好きになることに)。
コレクションの世界観を演出する照明と音楽で作られたこの「空間の空気感」がどツボです。コレクションの主役である洋服そのものをどれだけ魅力的に見せるか(魅せるか?)を考えた結果の空間。ピンと張りつめた反面どこか穏やかさも感じる空間。
アパレルのコレクション発表ではよくあるのかもしれませんが、照明が暗いんです。洋服をちゃんと見せるのがコレクションの目的のはずなのに。
モノをもっとも魅力的に魅せるために考えなくちゃいけないのは、いかにモノの100%を見せるかではなく「いかに人間の想像力をくすぐることができるか」なんでしょうね。人間の脳ミソには、見えない部分を今までの経験の中から自分の都合の良いように補完する能力があることについて、ふと考えます。
そういった人間がもともと持っている感情だとか価値観、本能、文脈みたいなものをうまく利用したストーリーをつくれると(あるいは文脈そのものをつくり出せると)ターゲットにはより深くささるアイデアになるんじゃないかとも思います。
memo : ウラを補完する脳力
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